京都市中京区三条通 |
名付け、命名は愛・祈り・神秘赤ちゃんの名付、命名、名前というものは、その人(赤ちゃん)にとって一生のものであり、親が子供に与える最初のプレゼントであり最大の贈り物です。 ですから親が子を思う気持ち・愛情を込め、健康に幸福になるよう祈り、良い名前をつけてあげなければなりません。命名、名付けにはこの祈る気持ちが絶対に必要です。まさに子は宝であり、夫婦の絆であり、御先祖から親へ、親から私たちへ、そして私たちから子孫へと、無限に続く神秘の力・生命の証です(この無限に続く生命力を感謝し、信仰するのが稲荷信仰でもありますが)。この子を思う気持ち、愛情、健康に幸福になるよう祈った想いが、のちのちにも名前を呼ぶ度に思い出されるような、そのようになるよう名付けたいものです 名付けにおける姓名判断の必要性人間は生まれたときに受けた外的影響(宇宙線、地磁気などの自然化学的・物理的影響)で 基本的な運勢が決まります。その赤ちゃんが持つ運勢のマイナスの部分を、良い影響を与える名前を命名することにより、プラスに変えることが大切なことです。例えば積極性に欠け、おとなしすぎる男の子には、強くたくましくなる名を命名したり、逆に強すぎる女の子に は優しく、穏やかになるよう名付けることなどで、バランスをとり、赤ちゃんを幸せな人生へと導いてあげることができます。このようにマイナスをプラスに変える、補強するために命名・名付けには姓名判断が必要になります。 名付、命名について最近はITの普及により姓名判断、命名・名付け情報はネット上で非常にたくさん収集できると思います。また姓名判断プログラム、命名・名付けプログラムなどもたくさんあるのでネット上で名付け、命名をされる方もたくさんおられるかと思います。赤ちゃんの名付け、命名で最も大切なことは、愛情であり祈りですのでその際もご自分の祈る気持ちをお忘れにならないようにしてください。日本では古来より七日目(お七夜)に赤ちゃんの枕元で『宜 稱 ○○(○○は赤ちゃんの名前)』(よろしく○○としょうすべし)と称え 命名をしてきましたが、それがまさに愛であり祈りです。私共もその気持ちを大切にし、コンピュータプログラムに頼らず、一人づつ神に御祈願し、報告し、名付け、命名しています。(プログラムを開発する知識と技術がないことも大きな理由のひとつですが・・・私共は神主ですから・・・言い訳です) 名付けの報告、命名奉告祭赤ちゃんの名付けをしたら、命名した名前を神に奉告をして無事生まれたことを感謝し、赤ちゃんの健やかな成長と幸せを祈ります。日本人と日々のまつりでも紹介していますが、名付け、そして命名報告は人が生まれてから一生のうちに行う人生儀礼のひとつです。赤ちゃんにとって初めての人生儀礼は初宮詣になるのでしょうが、私たちの普段の生活に置き換えてみると赤ちゃんが生まれたことを親に(赤ちゃんからみた祖父母)実際に赤ちゃんを連れて会いにいく前に、すぐに電話なりで報告すると思います。この場合実際に赤ちゃんを連れて祖父母に会いに行くことが初宮詣にあたり、電話で連絡することが命名奉告祭にあたるといえます。名付けの報告である・命名奉告祭ではその赤ちゃんの名前を神に奉告し、赤ちゃんの健康長寿、無病成長を祈願し、命名書と授与品(開運厄除け【勝駒】、健康長寿【御守り】、食初箸)を一体ずつ神前で御祈祷しています。私たちはこの心を最も大切に考えています。
命名・名付けの神武信稲荷神社は平安時代、貞観元年(859年)に藤原良相公によって創祀されたお社です。藤原良相公は一寸法師の歌に出てくる『京は三条の大臣様』、右大臣左近衛大将であり、藤原氏の長として一族の名付け・命名をされておられました。その藤原良相公が創祀されたお社として古くから命名・名付けに所縁の神社として知られています。 最後になりましたが皆様と赤ちゃん、新しい家族の幸せをお祈りしております。赤ちゃん名付け、命名に関しては、武信稲荷神社社務所までお寄せ下さい。 赤ちゃんの命名・名付け申し込み、問合せ
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