神主のひとりごと

 

 

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夏の砂山

記録的な豪雨がようやく止まり今日は久しぶりに日の光と再開しました。雨が降り続いたため久しぶりの境内の掃除となったわけですが、掃除をしていて【夏の砂山】を発見しました。【夏の砂山】は夏の間にだけみられる自然現象です。【極寒のオーロラ】、【白夜】などもそうですが自然の力、神秘というものを感じると人間の存在の小ささを感じます。
人間は宇宙の片隅にうかぶ地球という惑星に、48億年の歴史から比べるとほんの一瞬だけ生をうける存在です。大宇宙、大自然の中に生かしてもらっているわけです。「地球にやさしい」、「環境にやさしい」といったキャッチフレーズが普通になっていますが、人間を中心に考えると「地球にやさしい」、「環境にやさしい」となるんでしょうが、人間が地球にとっておまけのようなものですから、人間中心は逆ですけどね。しかし環境破壊がここまで深刻になってきては、人間中心に破壊したのですから、人間中心でもなんでもできることから少しずつ元の姿に戻していきたいものです。
ところで【夏の砂山】というものは私がかってに名付けたものですが、当社は参道が石畳敷きです。石畳の石と石の間に砂山ができあがることをそう呼びます(勝手にそう呼びます)。砂山を作っているのは蟻。石の下に蟻の巣があるのでしょう。オフシーズンに巣の中につまっていた砂を働きアリ達が巣の外に運び出した後にできあがります。境内で何十箇所も【夏の砂山】があることを思うとかなりの数のアリの巣があるのでしょう。
ちなみに類似品に【魔の砂山】があります。これは一年中いつでもみることができます。【夏の砂山】と間違えてうっかり手でくずすと大変なことになります。中から猫の糞が出てきます。

平成18年7月25日 仲尾宗泰

初蝉

平成18年7月8日午後2時40分、確認。
梅雨の合い間なのか梅雨の終わりなのか定かではないが、久しぶりの晴れの日である。犯人(ホシ)もそろそろ焦れて泳ぎだす頃だ。引き続き警戒を続け、次は確認次第、身柄確保せよ。
という指令が私のもとに告げられた。平成18年7月8日夕刻のことである。

↑わかりやすく普通に言うと、
平成18年7月8日の午後2時40分に今年はじめての蝉の声を聞きました。梅雨の真っ最中の連日の豪雨がちょっと一休みしたようで、久しぶりの晴れ空に蝉の声を聞き、少し動くと汗ばむ暑さに夏を感じました。夏の終わりに聞く蝉の声はもの寂しいですが、夏のはじめに聞く蝉の声は勢いというか活気があっていいですね。近所の子どもたちも蝉の声を聞いたようで「おっちゃ〜ん、つぎ蝉ないたら捕まえて」と平成18年7月8日の夕方に頼まれました。
ということです。

平成18年7月9日 仲尾宗泰

3兄弟

まだ肌寒かった頃の話です。境内で掃除をしていました。小一時間くらい落ち葉を掃いて少し休憩をするとき、まだ肌寒かったので日のあたるところに座って一服していました。すると座って一服している私の両となりに子猫(小さかったので多分子猫)がやってきて一緒に日向ぼっこを始めました。寒い時は日のあたる場所にみんな集まるんですね。しばらく、ネコ・宗・ネコ と並んで3人一緒にひなたぼっこしました。両横で自分と同じことをされていると、なんだか自分が猫になった気がしてきて・・・三兄弟の誕生の瞬間でした。
ところでなぜ寒かった頃の猫の話を思い出したかというと、この猫たちは実はノラ猫たちです。以前はもっとひどかったのですが、最近再びエサをやりにくる人たちが出てきました。大量繁殖してかなり数が増えてしまっています。エサを大量に与えるものだから、食べ残しがちらかったり、食べ過ぎた猫が吐いたり、そこら中で糞をしたり、おしっこしたり、爪をといだりといろいろしてくれます。
確かに可愛いです。ただ、エサだけやりにくるといった無責任な行動はやめてもらいたいものです。一時捨て猫が非常に多くありました。可愛いから安易に飼って、そして無責任に捨てる。エサだけやりにくる人もそれと何も変わりません。エサをやって可愛い部分だけ欲しいけれど世話はしない、できない。動物愛護というならきちんと世話までしてください。連れて帰って自宅でエサをやれば周囲に迷惑はかけませんよ。迷惑かかっていないと思ってるのでしょうか。少なくとも私が毎日食べ残し、(こびりついているとブラシでこすったりしないと落ちないこともある)吐いたあと、糞の始末してますよ。

平成18年6月10日 仲尾宗泰

完敗

毎日神社で社務をするようになり、参拝にこられる方々とお話する機会も増えてきました。先日もほぼ毎日参拝にこられる方とお話をしました。88歳のおじいちゃんのはずなのに、それはもうびっくりするくらい元気で、御参りしたあとは境内で体操して帰っていかれます。その日は天気がよかったので昼食後に外で一服日向ぼっこしているときに参拝にこられそのときにお話しましたが脅威の88歳。淀から伏見のお稲荷さんをまわって祇園さんをまわって、武信さんをまわって、出世稲荷さんいって、北野天神さんまで歩くなど凄まじいことをおっしゃっていました。少し前までは1日4万歩だったが、最近は足が痛くなり医者に『歳を考えて歩け』と怒られた。だから最近は半分にしていると笑ってられました。あまりにもさらっと話されるもので何気なく『半分にしたんですねって』聞いていましたが、途中で「ん?4万歩の半分?1日2万歩?』完敗です。
しかしそんな事を聞いて若者が(実はもうそんなに若くないはずですが88歳に比べるとまだ若い)だまって負けているわけにもいかないので、毎晩ランニングを始めました。いざ始めてみて体力の衰えにびっくり。まるで自分の体じゃないようで全く走れませんでした。こうなると負けず嫌いなもので、今はムキになって毎日走ってます。一ヵ月後おじいちゃんにリベンジを果たすことを胸に誓って今夜も走るのです。

平成18年5月3日 仲尾宗泰

仮面神主

突然ですが、仮面神主です。仮面夫婦、仮面舞踏会、仮面ライダー、月光仮面、仮面にもいろいろありますが、何を隠そう私は仮面神主なのです。
先月とある写真家の方から『今作品を作っているのだが、写真を撮らせてもらえないだろうか』と依頼がありました。その時ちょうど、それとは別に撮りたい写真もあったので、写真家の方なら素人の私が撮るより当然素晴らしい写真を撮ってくれるので、ついでで構わないので私の依頼も聞いてくださいということで、撮影を了解しました。さて、撮影当日その写真家の方がこられて、共同で作品を作っているという方を紹介されました。『いま○○さん(写真家の名前)と二人で作品を作っています。仮面作家の○○(その人の名前)といいます。今日はよろしくお願いします』との自己紹介。それからしばらく後、私は仮面神主となりました。
完全正装はしませんが、狩衣、烏帽子の通常神主姿(宮司挨拶の写真の姿)でいろいろな仮面をつけて撮影に臨みました。それにしても大きなかばんの中には、怖い顔の仮面、思わず笑ってしまうようなもの、和風なもの、西洋風なもの、たくさん詰まっていて割と楽しんで撮影ができたもよう。こうして無事に、カメン神主になれたのですが、どうせならイケメン神主になりたかったです・・・

平成18年4月22日 仲尾宗泰

サクラサク

春は桜の木の下で花見を楽しみ、秋は楓の下で紅葉狩りを楽しむ。日本人は四季それぞれに美しさを見出し楽しんでいますが、桜は日本人にとって特別な花といえるでしょうね。美しくそして儚いその姿が日本人の心に沁みいるのでしょうか。心待ちにしていたつぼみが咲き、ようやく五分咲き、そして満開になった花たちが一日の雨で散っていく姿は人の一生、自分の姿に重なるような気がします。昨年の桜の季節に父親が急に亡くなり、今年は私自身のいろいろ大きな変化があってから初めての春です。いままで何気なく過ごしてきた時間は二度と戻ってはこないし、大切な人達もいつまでもいる訳ではない。人の命も短いものだからこそ、今を一生懸命に生きて、見る人の心に沁みいる美しい花を咲かせて何かを感じてもらえるようになりたいと思います。4月8日に枝垂れ桜が咲きました。その日の夜に月の明かりで花を見て、なぜか涙が出てきました。
4月8日 晴れ サクラサク
4月11日 雨  サクラチル

平成18年4月12日 仲尾宗泰

体が資本

4月1日風邪をひきました。毎月一日は祝詞を何度か奏上するのですが、のどが痛い。はなが出る。せきが出る。3拍子揃った見事な教科書通りの風邪ですね。午前中は参拝の方々がたくさんおられ、神前での御祈祷もあって、『ん?何か声がおかしいなっ』とちらっと思ったくらいであまり体の不調には気が付かなかったのですが、昼から風邪だと気が付きました。今日4月2日は暖かくしてゆっくりさせてもらったので、もう治ったはずですが、神主は体が資本!と改めて発見です。やっぱり鼻声の祝詞では、何かね・・・

平成18年4月2日 仲尾宗泰

梅うぐいす

3月も半ばを過ぎてようやく本格的に春らしくなってきました。境内にある梅の木も花が咲いてきています。今年は咲くのが遅く、最初につぼみから花が咲いているのに気がついたのは3月の16日でした。雨が降っている日だったので外に出て気がついたのではなく 、「ホーッホケキョ」という、うぐいすの声がしたので窓から外を探した時に咲いていることに気がつきました。その時来ていたはうぐいすは1羽だけだったようで二、三回だけ鳴いてすぐに飛んでいきました。毎朝お参りにこられる方の話では、桜前線のように、このあたりの『うぐいす前線』なるものがあり、「毎年近くにある二条城でまず鳴き、続いて神泉苑へ、そして武信さん(うちの神社です)へと南下してくるんだよ」と教えてもらいました。
それから4日後、境内のそうじをしている時に再びうぐいすの声を聞きました。今回は数羽いたようで合唱しようとしていたようですが、最初に「ホーッ ホケキョッ」、続いて「ホーッ キョキョキョキョキョッ」?、さらに続いて「ホーッ・・・」?、とまぁへたくそな合唱を聞かせてくれました。やっぱりうぐいすも練習が必要みたいです。まだまだ練習不足。もうちょっと練習してきれいな合唱きかせてね。僕も負けないようにいろいろ勉強、練習していくから。  

平成18年3月20日 仲尾宗泰

盗人が

年が開け早くも立春がすぎもう木草は新芽を出してきているし、動物たちもいろいろ準備に忙しそうにしています。そんな中御神木のエノキの木に巣を作る鳥たちもやってきました。さすが樹齢850年の貫禄の枝ぶりは、街中で巣を作るには格好の場所なのでしょう。また春はぽかぽか陽気の季節なので人間もいろいろ面白いことをする人も出てきます。最近境内のあちらこちらにハリガネのハンガー(クリーニングしたら一緒についてくるハンガー)が掛けてあることに気がつきました。その数があまりにも多いので「何を思ってこんところで洗濯物を乾かすんだ」って不審に思って見回っていたらその時、頭の上からハンガーが落ちてきました。見上げるとハリガネのハンガーでできた立派なカラスの巣がありました。そぉハンガーはカラスが巣作りのために近所のベランダから盗んできたものだったのです。ちなみに色は白と青だけで、何かこだわりがありそうな雰囲気です。かわいそうに巣を作るための木の小枝があまりないのでハンガーで巣作りなんでしょうね。ともあれご近所様、境内にハンガーが大量にあるからって怪しまないでくださいね。僕じゃないです。   

平成18年3月5日 仲尾宗泰

無口すぎるっ

平成13年4月にホームページを作成しましたが、気がつけば今はなんと平成18年になっていました。この間サーバを変更した時に少しさわりましたが、なんと5年間ほとんど更新していないことに気がつきました。神主の独り言という名前のページなんですけど、無口にもほどがありますね・・・ というわけで今回いろいろ更新しました。今まで神社を留守にすることが多かったのですが、これからは神社で腰を落ち着けていろいろしっかり神主をやっていこうと思っています。 それにしても!↓の写真はなんというか・・・5年前はこんなだったのかと自分でびっくりしてます。まぁこのHP作成時点のお姿ということで記念に写真はそのままにしておこうかな。(どうも口語調で書くとわりと書きやすいみたいですね)写真は10年経過したので変えました。

平成18年3月1日 仲尾宗泰

祝!開設 

今回は見よう見真似でホームページを作成しました。なにぶん素人ですので、内容的にも、技術的にも不完全なものです。お見苦しい点はご容赦ください。今後、知識、技術を勉強して更新していこうと思います。また神社関係者、その他の皆様、私自身が神職としての経験も浅い若輩者でありますのでホームページ上で不適切な点、不備などございましたら、ご指導いただければ非常にありがたいです。

平成13年4月1日 仲尾宗泰

  





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