名付、命名について
最近はITの普及により姓名判断、命名・名付け情報はネット上で非常にたくさん収集できると思います。また姓名判断プログラム、命名・名付けプログラムなどもたくさんあるのでネット上で名付け、命名をされる方もたくさんおられるかと思います。有る程度の情報を得ることはそれで十分できますが、神社で命名、名付けをするということはそれ以外に得られるものが非常に大きいものです。
お一人づつ心をこめて名付け、命名して、神様に奉告、御祈願しております。
名付けにおける姓名判断の必要性
人間は生まれたときに受けた外的影響(宇宙線、地磁気などの自然化学的・物理的影響)で 基本的な運勢が決まります。その赤ちゃんが持つ運勢のマイナスの部分を、良い影響を与える名前を命名することにより、プラスに変えることが大切なことです。例えば積極性に欠け、おとなしすぎる男の子には、強くたくましくなる名を命名したり、逆に強すぎる女の子に は優しく、穏やかになるよう名付けることなどで、バランスをとり、赤ちゃんを幸せな人生へと導いてあげることができます。このようにマイナスをプラスに変える、補強するために命名・名付けには姓名判断が必要になります。
名付けの報告、命名奉告祭
赤ちゃんの名付けをしたら、命名した名前を神に奉告をして無事生まれたことを感謝し、赤ちゃんの健やかな成長と幸せを祈ります。日本人と日々のまつりでも紹介していますが、名付け、そして命名奉告は人が生まれてから一生のうちに行う人生儀礼のひとつです。赤ちゃんにとって初めての人生儀礼は初宮詣になるのでしょうが、私たちの普段の生活に置き換えてみると赤ちゃんが生まれたことを親に(赤ちゃんからみた祖父母)実際に赤ちゃんを連れて会いにいく前に、すぐに電話なりで報告すると思います。この場合実際に赤ちゃんを連れて祖父母に会いに行くことが初宮詣にあたり、電話で連絡することが命名奉告祭にあたるといえます。名付けの報告である・命名奉告祭ではその赤ちゃんの名前を神に奉告し、赤ちゃんの健康長寿、無病成長を祈願し、命名書と授与品(開運厄除け【勝駒】、健康長寿【御守り】、食初箸)を一体ずつ神前で御祈祷しています。私たちはこの心を最も大切に考えています。
名付けをされた赤ちゃんの命名書
名付けをされた方にお受け頂く授与品
命名の奉告祭の様子1
命名の奉告祭の様子2
命名・名付けの神
武信稲荷神社は平安時代、貞観元年(859年)に藤原良相公によって創祀されたお社です。藤原良相公は一寸法師の歌に出てくる『京は三条の大臣様』、右大臣左近衛大将であり、藤原氏の長として一族の名付け・命名を多くされておられました。その藤原良相公が創祀されたお社として古くから命名・名付けに所縁の神社として知られています。
最後になりましたが皆様と赤ちゃん、新しい家族の幸せをお祈りしております。
赤ちゃん命名・名付け 申し込み・問い合わせ
当神社の命名・名付けでは、自分たちで考えた希望の名前があれば良し悪しも判断いたします。その名前がよい名前であると判断できれば、お渡しする候補の中に入れておきます。もしよい名前でなかった場合は候補から除外することになりますが、こちらで大吉の名前を幾つか考えます。候補は6つ程度お渡しできるようにしています。
もし自分たちで考えた名前の判断のみ希望し、神社からの候補は必要ないという場合は姓名判断でお申し込みください。
※姓名判断のみお申込みの場合はもし希望の名前がよい名前ではなかったとしても、そのまま結果をお渡しすることになりますから、その点くれぐれもご注意ください。
当神社で命名された方は「命名書」をつくり、御神前にて命名奉告祭(御祈祷)をいたします。また当神社の開運吉祥【勝駒・福駒】、健康長寿【御守り】、【御喰初め箸】の授与致しております。
命名書は赤ちゃんが成長したときに見せてあげてください。非常によろこばれます。
命名・名付けの流れ
- 必要事項を申し込み用紙に記入、もしくは神社にEメール、FAX等で受付をしていただきます。
電話だけでは漢字を聞き間違えたり、勘違いがあると困るのでメール、FAXとしています。 - その翌日以降にこちらから結果、いくつかの候補の名前、お返事いたします。
結果を神社へ受け取りにくるか、お越しになれない方にはメール、FAXで返事し、電話等で説明をするか、選んでいただけます。 - 名前が決まったら再度、神社へ連絡いただきます。決まった名前で命名書をつくります。
- 神前で御祈祷します。
神社へお越しください。御祈祷し授与品を受けていただけます。
お越しになれない方には、日時をお知らせしますのでご一緒にお祈りください。
御祈祷後、授与品と命名書を郵送します。
費用
お納め頂く初穂料は
本志:1万円、大志:3万円、篤志:3万円以上お志 と便宜上金額を決めさせていただきました。
(当然ながらどれを選ばれても最良の命名をすることには変わりありません)
本来、初穂料(はつほりょう)の金額に決まりはありません。今までは、おいくらでも構いませんのでお志でお納めくださいとしていました。しかし想像がつかないとのお問合せが多く、どれくらいにすべきか迷われる方も多いので、便宜上金額をお示し致しました。
初穂料は申し込み時にお納めください。命名奉告祭のときには、このときお納め頂いた初穂料を神前にお供え致します。
結果の受け取りや、命名書受け取り(奉告祭)等に神社へおこしになる方はそのときで構いません。命名奉告祭にて実際に神前にお供え致します。
振込や書留でお納めになる方はお申込みの時にお手続きください。入院や金融機関休日等で手続きがすぐにできない方は予定をお知らせくださればそれで結構です。連絡頂ければすぐに対応いたします。
申し込みに必要な事項
赤ちゃんの
- 生年月日時間
- 性別
- 続柄(長男?長女?など)
- 希望名(ふりがなもつけてください)
希望する理由(例えば漢字が気にって入る、よび方が気に入っているなど) - 名前に関する希望として
使いたい漢字があれば
使いたい呼びかたがあれば
使いたいイメージなどあれば(例えば春に生まれたから春らしいものにしたいなど) - 名前に込めたい思い、子供の育って欲しい姿などの希望
- 兄弟がいれば、その名前
- 父親・母親氏名(ふりがなもつけてください)
- 住所
- 連絡先電話番号
- 希望する結果の受け取り方法(神社に受け取りにくる、メールやFAXでの返信を希望等)
名付け、命名について
よくある質問と回答をまとめましたのでご確認ください。
電話でのお問い合わせは 075-841-3023